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福岡には他所にはない特有のルールがある

私も福岡に就職できて、25年になりますが、県外の人には知られていない福岡特有のルールというのがあるな、と思っております。


先日も、地元の西日本新聞が下記のような特集記事を組んでおりました。



記事中の「九州の人は、独特の文化をお持ちですね」と福岡の人に言ったら、なんとなく微妙な空気になるというのは、「あーあるある」という感じです。

福岡の人は、九州で一緒にしてもらいたくないというか、「福岡」というアイデンティティを持っているのです。


この点でいうと、良く東京の人が「博多」に行くという表現を使うことがありますが、これも福岡に住む者としては、違和感を感じる事が多いと思います。

なぜなら、福岡市内に住む者にとって、博多は博多駅から北に広がる一部の地域を指す言葉で、福岡とはまた別のものだからです(ここは、歴史的な経緯があってそうなっているので、また今度詳しく書きたいと思います)。


他にも、いろいろとありますが、非常に人間関係重視の街であることは確かです。

この街の中で商売するに当たっては、モノやサービスがよいから売れるというわけではなく、人間関係の深さと信頼が得られたかが重要なのです。


記事中でも、「飲み会は長く、閉会も遅いです。首都圏などに比べて家賃が安く、職場の近くに住めることが背景にあるとみられ、「会議ではなく、酒席でだいたいのことが決まる」(中堅サラリーマン)」との記述もあります。


なるほど、確かにそういう面はあるよなと思います。


「まぁ仕事の話は後で、まずは飲みんしゃい」という感じで、まず相手を知りお互いに意見を出してから商売、というのは未だに強く残っています。

ここも、商売の前に人というところがあるのでしょうね。

 

このような、福岡でビジネスをするには、どんなことに気をつけるべきかという冊子を作りました。

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