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戦略社長になるための戦略知識シリーズ②
会計が分からんで経営ができるか!

適切な指標を目標に経営すれば会社は良くなる

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 会社の経営を良くしたい。日々の経営に不安もなく、成長する企業にしていきたい。経営者の方はいつもそう思っていることでしょう。 しかし、現実は甘くありません。国税庁の統計「会社標本調査」によれば、近年は改善傾向にあるものの、毎年7割弱の企業が赤字企業となっています。

 

 この苦しい状況から脱出するには、どうすれば良いのか。私が考えるには、社長が戦略実力を高めるということ以外、脱出する方法はありません。 企業の業績は社長の戦略実力次第で決まります。特に中小企業の場合は、ほぼ100%近い割合で社長の戦略実力で決まります。こういう点から考えて業績を良くするには、まず社長が本気で経営戦略の研究に取り組む以外に方法がないということになります。

ただ、経営のどこから研究の手をつけ、自分の経営の良し悪しはどの程度なのか、どこを目標にして改善すれば良いのか、分からない方が大多数だと思います。

そういう分からないことに、方針を与えてくれるのが、決算書やその分析指標などの「経営数値」です。

この小冊子では、経営者が自分の会社を発展させていくために、なぜ数字が重要なのかということから解説します。

そのあと、経営数値を生み出している経営について、その全体像を整理した理解をした上で、どのように決算書に代表される経営数値を把握・分析、理解を深めて、経営の目標にしていくべきかを解説しています。

そして、目標とする経営数値をどのようにして達成 させていくのかについて、最後に解説しています。

長く経営されてきた経営者であれば、これまでも何回となくピンチが来たときに、経営を見直しし考えてきたかもしれません。

しかし近年、経営者が今まで経験したことがない、 大きな経営環境の変化が起きていますので、これまで より更に強い決心で経営の研究と実践が必要になって います。


本書はそういう環境下で、どう経営すればいいのか、という不安や悩みを持っていらっしゃる経営者に向けて書きました。これをお読みになって、経営に何らかの プラスとなれば幸いです。

また、この小冊子では中小企業がとるべき戦略と、 私が開催している戦略社長塾での取り組みについて解説しています。その際、文中で断りがなければランチェスター法則の経営への応用研究で著名な、竹田陽一氏の フレームワークを各種利用して解説しております。

皆様の成功を、こころからお祈りしております。

2024年5月
足立知弘

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